人間ドック

骨塩定量検査(骨密度測定)

 骨粗しょう症とはカルシウムの低下により骨がスカスカになってしまう状態をいいます。そのため骨はもろくなりちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。男性にくらべ圧倒的に女性に多く、とくに閉経期を迎えた中年期以降の女性に多くみられるのが特徴です。また最近では若い女性の極端なダイエットも要因の1つとして考えられています。この病気は自覚症状のないまま進行するので、「骨密度」を定期的に測定し、普段からの予防を心がけることが極めて重要なことになります。

検査方法

 両手をX線で撮影しDIP法で検査します。手のX線写真を用い、コンピュータと濃度計を組み合わせた装置で、アルミ階段の陰影濃度との相対値より第2中手骨の骨密度を測定する方法です。

 検査時間は5分程度です。

<1つでもあてはまる方におすすめします>

  1. 閉経後の女性の方(特に50歳以上の女性)
  2. 小柄、やせ気味の方
  3. 運動不足の方
  4. 偏食、不規則な食生活の方

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